欲しい物は手に入れなければ気が済まなかった
私は、以前借金をしていました。
その時は、返済で手一杯となってしまい、自分には最低限の事しかお金を使う事が出来ませんでした。 自分がした借金なので返済するのは当たり前のことなのですが、返済のために食事も貧乏くさくなり、ストレスが溜まってきました。
私は、今の様な返済生活となる前は、借金をしてでも欲しい物は手に入れて自由にのびのびと過ごしたいと考えていました。 自分の貯金だけで我慢すれば良いのに、貯金を使い果たすと、金融機関の融資サービスに手を出してしまいました。
家族や周囲の人から借金をするという手もありました。 ですが、家族からお金を借りるとなったらその使い道について色々と言われそうだし、友達から借りるのは弱みを握られる様で嫌だったのです。
自分は家族や友達からお金を借りずに、自立した人間として自分の力だけでお金の問題を解決したかったのです。
借金をしたものの、そのお金を使う事が出来なかった
当時、パートタイムですが仕事をしていたので、借金をしても返済は問題なくできると考えていました。
でも、いざ借金をしてみると、生真面目な性格なのか、返済しなければということがすごく心にのしかかってきます。 欲しい物を買うために借金をしたのですが、返済のプレッシャーで物を買う事が出来ないのです。
結局、借金が完済するまでは欲しい物は全く買えない生活となりました。 正確に言うと買う事はできたのですが、脳が拒否反応を示すのです。
たぶん、借金まみれになった場合の恐怖があったのだと思います。
今は、普段から貯金をするようにして、欲しい物はその貯金のお金を切り崩して購入する様にしています。 その方が、委縮せずにのびのびと自分の欲しい物を買う事が出来ます。