会社を辞めて雑貨屋を始めた
僕は、かつて自営業でお店の経営を行っていました。
そのお店とは東南アジアの商品を取り扱っている雑貨店です。
自営業の前は、某大手電機メーカーの工場に勤務をしていたのですが、リストラで工場が閉鎖されることになりました。 その時に、当時勤めていた会社から転勤か早期退職かの選択を迫られたのですが、自分は転勤をすると自宅から通えなくなるので早期退職を選択して会社を辞めました。
退職金は上積みされたのですが、その後の生計をどうやって立てようかと考えていた時に、知人から海外の珍しい商品を取り扱う雑貨屋が良いのではとの提案をされました。 おしゃれな感じの雑貨は部屋のインテリアとして男女問わず売れそうだなと僕自身も思ったので、雑貨屋を開業することにしました。
会社の退職金を使って、テナントの改装、東南アジアに直接買い付けに行っての商品の仕入れなどの開業資金としました。 お店をオープンさせると、暫くすると女性客を中心としてお客さんが来てくれるようになりましたが、一人あたりの売上金額が少なく、経営はかなり厳しい状況が続きました。
利益がほとんど出ない中、退職金もほぼ使い果たしてしまったので、今後の自分の生活費や運転資金をどうするかと言う問題に直面しました。 地元の信用金庫や預金口座があった銀行に融資の相談に行きましたが、融資はできないとむげに断られてしまいました。
借金をして運営資金を得たが、結局お店は閉めることに
資金の借入先を思案していた時に、キャッシング会社の自動契約機が近所にあったことを思いだしました。
もうキャッシング会社しか借入先は無いと思い、自動契約機の使用は初めてで緊張をしましたが、無事に契約をすることが出来ました。 必要書類は、身分証明書だけだったので、契約手続きと審査は30分も掛からずに終了しました。
契約完了後には、自分専用のキャッシングカードが発行をされました。 自動契約機の隣には、キャッシング会社のATMが設置されていたので、その場ですぐにお金を借りました。
借入限度額は20万円が設定をされたのですが、その日のうちに20万円を借りました。 借りた時は、とりあえず今月はなんとかなるとの安堵感がありました。
ですが、借金返済を翌月から行っていかなければなりません。 元金だけでなく、利息分の支払もあるので、借金返済は厳しいものとなりました。
このままでは返済が滞るので、店は閉めることにしました。
取りあえず、直近で返済をして行かなければならないので、今はアルバイトをしています。 少なくとも今の借金返済が終わるまでは、このアルバイトを続ける予定です。
自分はお店の経営を甘く見過ぎていたのかもしれないと思い、反省の日々を送っています。