連帯保証人になったばかりに苦しむ羽目に
私はこれまで一切借金をしてきませんでした。
しかし親しい友人から連帯保証人になってくれと頼まれ、ハンコをついたことから苦悩の始まりでした。 もちろんその友人のことは信用していたので、まさか夜逃げするとは思わなかったのです。
友人も最初から騙すつもりは無かったのかもしれませんが、あまりにも多額だったので借金返済ができず、夜逃げしてしまったのでしょう。
いいにくいことは分かるのですが、前もって相談や報告してくれれば何かしら手立てはあったかもしれないのに、何も言わず夜逃げしてしまった友人に対して腹が立っています。
個人再生で債務整理を行った
連帯保証人ですから、有無を言わさず借金返済しなくてはなりません。
もし支払わなければ自己破産、もしくは私も夜逃げをしなくてはいけません。
いきなり背負ってしまった借金の額は500万円を超えてしまっていました。 これまで借金をしたことがない人間でしたし、家や車などの財産は手放したくなかったので、どうしても自己破産だけは避けたかったのです。
そこで私が考えたのは個人再生です。 これなら家を残しつつ債務整理ができます。
それでも残ってしまう債務があるので、約束した3年間で完済できるように、必死で節約して借金返済しています。 ときどき少しずつ返済しているのが嫌になってきて、ドカンと1回で借金返済したいという欲が出てきます。
逃げた友人も自分の許容範囲を超えてしまった借金を目の前にして、おかしくなってしまったのでしょう。 私は決して逃げず、時間がかかっても完済しようと思っています。